W3CとJIS。流行のファッションに身をまとう。
ネット戦略の基本となる大局観の6つのモノサシについて書いています。
前回は人間としての厚み(サイトのページボリューム)についてでした。
・プレゼント攻勢(テキストマッチ)
・マメな性格(更新頻度)
・彼女の友人や家族からの推薦(リンクポピュラリティ)
・人間としての厚み(サイトのページボリューム)
・流行のファッションセンス
・あなたの家柄や資産
今日は5つめのモノサシ。
"流行のファッションセンス"について書きましょう。
あなたの意中の女性が流行に敏感だったとしたら・・・
あなたが洋服はもちろん、靴やアクセサリに至るまですべて流行の最先端を身にまとえば注目を浴びること間違いなしです。
第一印象は何といっても見た目です。
少し昔の言葉で言えば「掴みはOK!」ってやつです。
出会ったその日にあなたの人間性やマメで優しい性格を訴えるなど、ほとんど不可能なことです。
世の中には、数多くのファッション雑誌が存在します。
これらの雑誌の存在意義を考えれば、ファッションがどれだけ世間に受け入れられているかご理解いただけることでしょう。
また見た目ということではヘアスタイルやダイエット、脱毛、審美歯など服飾に関するファッションだけではありません。それもこれも想いは一つ。
第一印象で彼女の気を惹く。
これが大事なんですね。
頭のてっぺんから爪先までマジマジと観察してもらう。
検索エンジンも同様です。
あなたのサイトを最初から最後まで読み落とすことなくデータ収集してもらう。
そのための流行のファッションとはなんでしょう?
一つはサイトマップです。
Google Site Map や Yahoo! Site Explorer などXMLで記述されたフォーマットファイルです。
これにはあなたのサイトのコンテンツページのすべてがリストとして記載されています。
そしてもう一つがストリクトな構文。
W3Cが推奨する文法に厳密な構文で記述されたページということです。
これにより検索ロボットの読み落しや読み飛ばしを極力避けることが出来ます。
そしてページの修飾はすべてCSSで記述することです。
実はSEO対策の一番重要な要素は検索ロボットにサイト内のすべてのページを読み落としたり読み飛ばされることなく、データセンターにインデックスしてもらうことだと筆者は考えています。
あなたがどんなに想いを寄せても、知り合いですらなければ、彼女の「好感度リスト」にあなたの名が刻まれることは永遠にないのです。
検索サイトのデータセンターにあなたのサイトがリストアップされていなければ順位もへったくれもありません。
まずは知り合うことが重要。
その際には身なりを整えましょうというのが今回の記事の概要です。
さて2004年夏、日本工業規格にX8341が公示されました。
通称JIS規格と呼ばれるものです。
その内容は「高齢者・障害者等配慮設計指針?情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス」というものです。
特に第3部において「ウェブコンテンツ」についての公示があります。
ここに、高齢者や障害者がボーダーレスにWEBページを閲覧できるように取り計らうよう設計、制作しなさい。というようなことが書かれています。
具体的には、「ページの装飾はCSSでの記述によることを強く推奨する」「画像掲載にはALT文を付記しなくてはいけない」「フレームの使用は極力避ける」「表組みの使用は行と列の関連性を明確に、かつ単純な構造にする」「ページタイトルには内容を識別できる文字列を記載しなくてはいけない」などなど、細かに記載されています。
JIS規格の公示により、官公庁はこの指針に従わなくてはいけません。
また公共のサービスを供する企業も規格への準拠を強く要請されます。
こうなってくると日本の場合、ほとんどの企業が右へ倣えとなります。
昨今、CSSでのWEBページデザインが主流となっているのは、こういった背景からです。
多くの方がSEO対策的に都合が良いから。などという誤解を抱いています。
そうではなく、JIS規格に準拠する必要性からなのです。
要するに日本工業規格がWEBページに対して「望ましいファッション」を示唆、公示したわけです。
この公示は個人や中小の民間企業に対する強制力はありません。
ですが、筆者は「望ましいファッション」で「身なりを整える」ことを強くお薦めします。
その理由はもちろん、、、、
SEO対策に威力を発揮するからに他なりません。
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